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Americanオヤジが長いこと働いていたIBMを4月に辞めて起業した時、「イェ-、良かったね。頑張って行こう」とポジティブに全てが進んだわけではなかった。
医療保険の問題があった。IBMにいる時には、毎年秋に「来年の保険のプランを選んで下さい、見積もりはこれこれです」というお知らせがあった。 「うちは、皆が元気だし、お医者さんも、歯医者さんも今のままでいいし、現状維持」、申し込みのウェブサイトに行って、クリックしてお終い。10年来そんな風にして同じDr.Gabrielと、歯医者さんのDr.Roachで通してきた。Dr.Roachの所に行けば、「エリカはまだ、ドイツ? 僕んとこはブルックがUC San Diegoを卒業してニューヨークで就職したんだよ、それにホリーに赤ん坊が生まれて、僕はおじいさん」、また、Dr.Gabrielも家族のことをお互いに話すような間柄になっていた。 IBMを辞めたら、そういうお医者さんには、もう行けないことになった。同じ医療保険(Aetna PPO)を個人で買うのは,とんでもなく高いことがわかったからだ。会社を辞めて暫くはCobraというシステムがあって、半年くらいは同じ保険に加入(買う)することができる。しかし、前の会社にとっては辞めた社員なんて、お荷物以外の何でもない、だから何の補助もない。 結局、Humanaという別の医療保険に加入することになった。その保険のネットワークの中にはDr. Roachも、Dr.Gabrielも医者のリストには入っていなかった。仕方がない、別のお医者さんを探すしかない。デイヴがAngies Listや、インターネットのReview siteを探しまくって、Austin Rigional ClinicのDr. Morrowを見つけてきた。これを決めるまでに、まるまる一ヶ月くらいを費やしたと思う。 その、お医者さんと初めて会った。別にどこも悪くなかったが、定期健診をするのと、患者のリスト(顧客リストみたいに)になっておく必要があった。ファミリードクターは医療の門番みたいな役目があるから、小指の骨を折ったというような時には、まず、このファミリードクターに診ててもらって、「どこどこの整骨医に行きなさい」と「お勧め」されなければならない。 それぞれの保険会社のシステムによっては整骨医、メンタル関係、癌など専門分野をネットワークリストから選べるけれども、Humanaは私たちにとっては新しいので、彼らのシステム、サービスを暫くは覚えなくてはならない。 Dr.Morrowは、プロフェッショナルな人だった。Dr.Gabrielと違って感情的交流もない代わりに、必要なサービスはきっちりとしてくれる、という印象があった。言ってみれば、車両整備を確実にしてくれる整備工場の主任みたいな人に思えた。あるいは、ヒルトンホテルのような、世界中のどこに行っても、ある程度の間違いのないサービスを期待できるような。Dr,Gabrielは、知り合いの旅館みたいなものか。実際、旅館が急にサービスの大幅転換を図ったりすることがあるように、Dr. Gabrielも今までのNorthwest地区から、高級住宅開発地域のLakewayに夏ごろ移転してしまった。 何でも、大衆(大勢のランダムな患者)を相手にしないで、高級顧客を相手にするらしい。会員クラブのように、月々の費用を払うと、専属のトレナーじゃない、お医者さんがいつでも即時に診てあげます、というような医療サービスの展開らしい。そういうサービスを受けるのが望ましいけれども、収入ゼロの起業の状態では、必要最低限のサービスを確実にしてくれるお医者さんでいい。 「耳よし。目よし。甲状腺チェック。良し、、」と次々に私の体の部分(部品)を点検して、紙に書き入れているDr.Morrowを見ているうちに、私は車になったような気がした。オイルチェックの変わりに血液チェックも受けて、それも「良し」だった。一つだけ問題があったのは尿検査だった。何でも、「blood cell が出ていたので、水を沢山飲んで二週間後にもう一度来るように(再点検)」と言われた。排水関係に問題があるかもしれないということか。
by tomokoh9T
| 2011-11-04 09:25
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