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1964年に公民権法が制定されるまで、アメリカ、ことに南部では人種差別が当たり前みたいなものでした。学校を含む様々な公共の場所で、白人と他の人種が別扱いをされていました。
法がその差別を許さなくなってから、たったの50年しか経っていません。時々、他の国の人権に口を出しますが、ちょっと前までは、他の国と同じようなことが行われていたのです。暴力も伴っていました。 それを考えると、法律と教育が大きな力を持っている事は確かです。社会全体を変えるのには大きな力が必要です。 その頃は私のような皮膚に色がついている人は週末に家族でレストランに行くこともできなかったことでしょう。夫は白人用入り口、私と子供たちは皆、色のついた人種用の入り口を使うよう分けられてしまったと思います。 テキサスのTaylorという所には当時の社会システムを彷彿とさせるレストランが残っています。 建物の両側に二箇所のドアがあるのは、入り口と出口ではなくて、白人用とそれ以外の人種用です。今はただの二つの入り口で、居心地の悪い思いをすることは全くありません。 しかし、このような差別が当たり前の時期に育った人の中には、差別の性癖を体(プラス 頭)から、追い払うことができずに、堂々と差別用語を口に出す人がいます。その中の有名人は料理家のPaula Deenで、最近、関係するレストランの従業員から訴えられました。 それが理由で、人気の料理番組の契約を更新できなかっただけでなく、沢山のスポンサーが、あっと言う間に下りてしまいました。ものすごいスピードでした。 彼女は「申し訳ない、これを契機に反省して自分を成長させる」と涙ながらに謝りましたが、ここにきて、反撃に出たとも報道されています。 そのような記事に対して、あるAfrican Americanの男の子は、 「自分は、こういう人はどうでもいいと思っている。年だし、自然とその世代は消えていく。それに、差別の仕方、状況がとてもはっきりしている(=感情的傾向と対策を立てられる)。困るのは、底に流れる差別がはっきりでてこない場合だ」と、ディスカッションボードに書いていました。 前の家のご近所さん(SE アジア人)は「PTAの親に差別されている。サザンベル(南部女性)は人を馬鹿にする」と文句を言っていましたが、必ずしも、彼女の態度が友好的かというと、そうでもなく、私にも高飛車な話し方をしました。差別というよりは、単に人として嫌われたということかもしれません。 人種がからむと、とんでもなく難しい話になります。この問題に蓋のできるいい方法はあるのでしょうか。
by tomokoh9T
| 2013-07-02 14:32
| Texas/Austin
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