by テキサスひらめ カテゴリ
全体 Texas/Austin Austin日本人会 Austinで食べる Texasの女 家族&Americanオヤジ Geekとの結婚・婚活 ART 読む書く トホホの英語と語学一般 テキサス大学芸術学部 UOオレゴン大学 TUMミュンヘン工科大学 USNA米国海軍大学 政治・教育 Covid-19コロナウィルス 旅 フットボール 悲喜叫興の日々 Ohio/Dublin/Columbus シンガポール滞在記 ミュンヘン孫守り記 シカゴ探検 未分類 最新の記事
以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2022年 12月 2022年 11月 2022年 10月 2022年 08月 2022年 07月 2022年 06月 2022年 05月 2022年 04月 more... フォロー中のブログ
最新のコメント
最新のトラックバック
検索
タグ
家族(177)
アメリカ社会(175) Austin 界隈・イベント(131) 旅(91) 英語、その他語学一般(66) 私の大学生活(62) Food(59) 政治(54) 子育て(48) 美容・健康(44) カロリー計算によるダイエット(40) 映画・TV(39) 本(39) スポーツ(37) Americanオヤジ(34) 教育(22) Art(22) ファッション(20) Austinレストラン(18) Startup(18) 断捨離(12) シンガポール(10) Austinとも子の会(9) アメリカ版人生相談(8) アメリカ大学(7) #コロナウィルス(6) Covid-19(4) テキサス大学(4) 詐欺(3) トップ1%(3) ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
お金がないと苦しいが、あり過ぎると又これも面白くないらしい。
日本のお隣り、黒髪豊かなリーダー政府は何かと日本の過去や、現在の日本政府の方針を咎めたてるが、そうしないことには国を治めることができないからだと、Bloomberg10月9日号を読んで思った。記者は日本の事は全く触れていないけれども。 日本は便利はサンドバッグのようなものだと思う。
その記事は、Mikael Hveemという人が北京で土曜日の真夜中、Uber(若者がアプリを使って始めた白タク、個人タクシーみたいなもの)を呼んだら、ドライバーが何と青いマセラッティで現れたという所から始まる。 車のお値段は一千万円を下らないだろう。そんな豪華な車を使って、なぜ、500円だか、1000円だかのお金のために働くのかと誰もが不思議がると思うのだが、それくらいしか「誰か面白い人、事」に遭遇するチャンスがないらしい、可愛い女の子に会うチャンスも含めてね。 リポートされているのは、20代〜30代半ばの半端じゃない金持ちの2世たち。親は文革をくぐり抜けて、のし上がってきた人たちで、「人を信用したり、仲良くする」という事を知らない、そして、そういう親に育てられた彼らは、一人っ子政策のために兄弟はいない。 子供の時からお金で買えるものは何でも与えられ、アメリカの大学に行ってMBAを取って、自分で会社を立ち上げたけど、失敗したという人も多いと言う。 失敗しても痛くも痒くもないだろうけれど、失敗するのはやっぱり面白くない。オックスフォード大学なんかに行って哲学を勉強した後、故郷に戻って歯磨き粉のチューブの蓋を作る親の会社なんかで働きたくはないのも分かる。 社会に関与できるのは、せいぜいスーパー消費者になるくらいか。マセラッティのような高級車に乗って、高価なシャンパンを飲むくらい。でも、仲間の皆がそうなら、他の人を驚かすこともできない。 オールバックの黒髪のリーダーも、職を失い、株でお金を失った一般民をどうやってなだめるのか、頭を痛めているだろう。そうは言っても、髪の毛を失うほど悩んではいないのかもしれない。そういえば、日本のリーダーも髪の毛たっぷり、橋龍なども、黒髪をオールバックでべたべたに撫でつけていたっけ。真剣になって悩めば、ハゲになったり、白髪にもなろうというものだが。 この若者たちが語った言葉の中に、 「中国人は金持ちを憎む傾向があり、文化大革命、共産党の使命もこの感情から起こったものだ」 とある。共産を目指している間に、金持ちと持たず、力を持つ人と持たずの人がかけ離れてしまった。しかし、黒髪リーダーは下手に手をつけられないだろう。 そういう「誰かを憎みたい」感情の矛先を向けるのに一番手っ取り早い方法は日本かもしれない。 皆が年中行事のように慣れている方法。迷惑な話だ。しかし、この先、お金で人生のレールがアレンジされて、苦労なく育った世間知らずの二世が国の舵取りをするようなら、あんまり競争相手としての心配はする必要なないかもしれない。けれども、エゴ(ことに男の)を膨らますために、とんでもない事を引き起こす人も出てくるかもしれない。どうせ、世界を相手に戦っても国民が理解の範囲を超えている場合には役に立たないので、どうしてもアジア地区予選での勝利を目指すかもしれない。 日本もバブルの頃にクリスタルしていた人たちがリーダーになったり、政治家になったりしているので、似たり寄ったりだ。 アメリカも政治、経済、芸能全般に二世がはびこっている。これからどうなるのだろう。何の影響力も持たないオバさんが心配しても仕方ないけど。
by tomokoh9T
| 2015-10-15 14:39
| 読む書く
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||