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南部連合将軍の銅像、モニュメント 南部連合の中心的州であるバージニアにやテキサス州はモニュメントが多く、テキサス大学のキャンパスにも大物が残っている。 タワーを背景に写真を撮るのに格好の場所、Littlefieldの噴水を含んだモールは南部連合、南部の誇りを末代まで伝えるために、自身も南軍に属していた金持ちの企業家Littlefieldがお金を出してイタリア系の彫刻家を雇って作らせた。南北戦争が終わってずっと後のことである。今各地に見る多くの南部連合のモニュメントは1920/1960年前後に建てられた。 噴水はアートとして美しいが、Littlefieldの意図は白人優生の基盤を残すためのプロパガンダであった。2015年の丁度今頃キャンパスから南部連合の大統領Jefferson Davisの銅像が取り除かれた。必ずしもスムーズなプロセスではなかったが、今回のシャーロッツビルほどの暴力的な事件とはならなかった。それについての投稿はこちら。 国のリーダーが代わると... 2年前と今と何が違うかと言えば一番の違いは国のリーダーが変わったことだ。アカデミックな会話やスピーチができて、どこに出しても恥ずかしくない大統領が去ると、その後に就いた人はTwitter中毒みたいな、前頭葉をコントロールできない人だった。マイノリティーの前大統領を公の場で侮辱することなど朝飯前。それに留飲を下げるような人にサポートされて、そのような人々はこの日を待っていたとばかりに大いに盛り上がっている。 銅像の撤去反対の集会に反対してプロテストしていた人々に車で突っ込んで殺人を犯したオハイオからのJames Alex Fieldsはたったの20歳。白人至上主義者と言われるが、どこにも身を寄せることのできない孤独な負け犬に見える。白人至上を大声で主張しなくてもオハイオ州は既に白人の州。州民は8割が白人で彼が住んでいた小さな町では、その割合はもっと高い筈だ。教育程度の高い医療、ハイテクやサービス業に就くマイノリティーが集まるような場所ではない。 所属する場所のない若者 昔は「問題児は兵役について鍛えられるうちに大人になる」と志願兵になった(させられた)らしいが、昨今は鉄砲担いで行進だけしているわけではない。高価な武器や兵器を自制心もなく、指示に従えないような若者に扱わせるわけにはいかない。オハイオは麻薬やオピオイド系の薬の乱用者が多い州として知られる。たったの4か月で軍隊を去ったのは、自分が訓練に耐えられなかったか、続けたくても能力が欠けていると除隊させられたか、いずれにしても所属する場所のない若者だ。金もなく、将来の希望も持てない人に思える。 行き場のない白人を束ねて煽っているリーダーのRichard Spencerという男ですら、ダラス郊外の有名プレップスクールではpathetic といかにも言われていただろうと思える影の薄い男の子だったようだ。卒業生から村八分的にされているようだが、Alt Rightの中心人物とメディの注目を浴びて「ほら、見てみろ!」と舞い上がっていることだろう。彼の場合には貧しくも、頭が悪かったわけではないだろうが、比べた周りが良すぎたかもしれない。長い彼に関するThe Atlanticの記事。 このブログを始めてから何度も周りに相手にされないような若者による殺人について書いた。トランプ大統領がそのような人たちの負のエネルギーを集めないことを望む。何度も書いてきたが、私たち有色人種やハーフの子供が普通に暮らせるようになって、60年にもなっていない。
by tomokoh9T
| 2017-08-21 14:32
| 政治・教育
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Comments(2)
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