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10日前くらいに、ずっと会うチャンスの無かった朋子さんから電話がかかってきた。 「オースティンにはともこ、という名前の日本人がすごく多いらしいんですよ。それで、今回、ともこの会が開かれるので、知り合いにともこさんがいたら誘って下さいってメールが来たんです」と、朋子さん。 乗りやすい性質の私は二つ返事でコンタクト先を彼女にメールしてもらった。もちろん、コンタクト先はともこさん。この方はとこさん、と呼ばれているのだそうだ。 17日の午後5時、とこさんのお宅で第一回のともこの会が開かれた。私は一番乗りで彼女の家に5時ぴったりに着いた。とこさんに、挨拶して、おしゃべりをしていると、次に「こんにちわ」と朋子さん(Dawson)が着いて、 「はじめまして、ともこです」 「よろしく、ともこです」 と、10名のともこさんが揃うまで、このコミカルな挨拶が繰り返された。 とこさんは今まで、オースティンで自己紹介すると、「え~! また、ともこ!」と言われることが多くて、日本でそんなに一般的でもない名前の人がなぜ、このオースティンという場所に集まったんだろう、一体、本当のところ何人くらいのともこさんが住んでいるのだろうと何となく考えていた。 それが下地にあって、日本で「田中宏和の会」という全国規模の飲み会があるのを知った時に「これだ、これを私たちもオースティンでやろう」と思い立ったのだそうだ。彼女の音頭で全部で10人のともこさんが集まった。友子が3人。知子が4人。智子が1人。朋子が2人。 このうちの何人かは既に親しくしていて、自己紹介の時に、 「例の話、してよ」とリクエストがかかったりしている。 「ああ、あの話?」 「東京で働いていた時、仲間と飲んでいい気持ちになって、道路工事の現場に置かれていたオレンジ色のコーンを見て、 『これ被ったらどうかしら?』 『いいんじゃない、被ってみて』って言われて、被って大受けしたのはいいんだけど、抜けなくなって。こっちは必死なのに、友達は笑いながらどんどん先に行ってしまうの。 『助けて~!』言っても誰も抜いてくれないの。そしたら、どうもヤクザの親分らしき人にぶつかったのね。 『何をやってるんだ』って言われたから、こういう訳で抜けなくなっちゃんったですと答えると、『おい、若ケーノ、抜いてやれ』 その下っ端が抜こうとすると、痛いから、 『痛い、痛い』って叫ぶと、親分が 『おい、痛くするんじゃねー』って。 やっと抜けて、お礼を言うと、 『お嬢さん、そんなものは被るもんじゃねー、置いとくもんだ』って言われて」 と、ともネエ。 すると、 「それって、ともネエていうより、姉(アネ)サン、っていう感じだね」。同じともネエが、パスポート申請の時、オーム心理の麻原ナニガシの妻と同姓同名だったためにスッキリと事が進まなかったことを話した。すると、 「私、その麻原と一緒に写した写真があるんです。何かこう、すきがあるというか、勧誘しやすいというか、町を歩いているとよく宗教関係者が近づいて来たんですよね」とおっとりとした物腰の、友子さん。 「私はティッシューをよく貰ったわ」とチョー元気な朋子さん。 もうすぐママになる友子さんのベビーは男の子だということで、彼女が割礼をさせるべきかどうかについて質問すると、一同がプロ・コンのほかに、持てる知識総動員で議論を炸裂させて、そして話は思わぬ方向に進んでいった。 ゼンコちゃんの「皮」の疑問に誰も正しく答えられる人はなく、疑問は益々大きくなるばかり。すると、とこちゃんが、 「あたし、ちょっと、訊いて来る」と学究的態度で、ドアを固くく閉じて身を潜めていたHubbyを無理やり引き出して、「正しい」説明を求めた。多くのともこさんたちがホワイトボードの前に小学生のように整列して、挙手はしないものの、とんでもない質問を先生に浴びせかけた。 このように、オースティンのともこさんは学究的精神に満ちた、好奇心旺盛な、また、リッチな体験をした人ばかりだと言うことが分かった。また、声が大きくて、よく笑うことも分かった。ともこという名前に何かこう、埋め込まれた楽観性ともいうべきものがあるのかもしれない。
by tomokoh9T
| 2011-04-18 22:35
| Texasの女
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