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Americanオヤジは1年を通じて、効果はともかくダイエットを行なっている。だが、年末が見えて来るあたりからタガが外れ、年が明けると新たな気持ちでダイエットに臨むを繰り返している。人はこれをヨーヨーダイエットと呼ぶのかもしれない。 2017年は映画ダイエットをやってみることにした。つまり、TGIF(Thank God It Friday!) 「今日は金曜日、待ちに待ったリラックスタイム。レストランで何か美味いものをたらふく食ってやる」をやめて、金曜日はほどほどに食べて、ワインもほどほどの量。他の日もほどほどに食べてアルコール無し。自己制御のほどほどライフスタイルだ。腹は文句を言うかもしれないが、映画で頭を喜ばせて、体全体を嬉しくなるように騙そうというダイエット方法だ。 アルコール無しの日にはこんなスパークリングウォーターにミント柑橘類を入れて、なんちゃってカクテルを飲んでいる。 ▲
by tomokoh9T
| 2017-01-19 11:05
| 本と映画Texas Hirameサイト
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オハイオ州立大学(OSU)のフットボールは強い。コーチのUrban Meyer (アーバン・メイヤー)の手にかかると何かが選手の体内で燃え上がるのか。
11月26日の試合、ライバル校のミシガン大学との試合はホームのコロンバスで開かれた。行きたいなあと思ったが、学校と無関係の私が行こうとすると3000ドルくらい出さないと席が取れないようだった。近くのパブに行ってもサポーターの雰囲気が楽しめるのではと考えデイヴと出かけた。 ![]() ![]() ポスターに見るように、スペシャルのビールは1本2ドル50セント。水にビールを垂らしたような味。昼間に飲むのには適している。 両チームともディフェンスが強いため、無茶な攻撃はできずに少しずつ進む試合運びとなったが、普通だったら絶対外さない距離のフィールドゴールをOSUキッカーが二度もミスしたり、ミシガン側がインターセプトされたり、それなりの「あ〜ん」「え〜っ」「わーっ」というような声が立つ事が何度かあった。これでお終いかと思った時に、OSUのフィールドゴールとなったので、このキッカー、ここでミスすると一生台無しになるかもしれない、なんとかゴールさせてあげたい、と我が子の事のように思った。それが通じたか、ちゃんとゴールは決まって、延長戦となった。初めのスクリーメージはOSUがタッチダウンして、これでよしっ、と思ったらミシガンも難しいゴールパスを決めて再び同点となった。ミシガンは次のスクリーメージでタッチダウンできずに、フィールドゴールの3点を加えただけなので、OSUがタッチダウンできれば、それで試合は終わり。結局、そういう結果になった。OSU 30 - ミシガン27で終えた。 全般的にミシガンが優勢と思われたのに、それに屈せず戦い続けて負けないのがすごい。アーバン・メイヤーは大学フットボールコーチのランクで常にアラバマのNick Saban (ニック・セバン)と首位争いをするが、なるほどなあと思った。スタジアムには11万人の観客が集まった。 淋しいことに、ずっと応援していたテキサス大学は弱くて3年連続の負け越し。コーチのCharlie Strong (チャーリー・ストロング)は予想されたように解雇された。 フットボールをよく知る末っ子ライアンによると、それは不幸な出来事だという。なぜなら、(黒人)コーチの彼は(黒人)選手の行く末を考えて、大学生であることにも重きを置き、選手が勉強するようにと励ましているからだと。大学フットボールがビジネスである今、選手の将来より今勝つことの方が大切になってしまっている。 コーチ・ストロングの前任者のマック・ブラウンは辞める年の成績はまあままだったが、その同じ顔が解説者としてテレビに映し出された。
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by tomokoh9T
| 2016-11-26 17:17
| フットボール
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by tomokoh9T
| 2016-03-28 13:17
| 読む書く
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長年の訓練で普段は品行方正に振る舞っても、人間の持っている獣の心と闘争心は残るものだ、という話を最近、息子とした。話題はありふれたビデオゲーム。が、私にとっては新しい視点だった。
残忍なビデオゲームが子供の脳に与える影響が長年多くの人に研究され、中毒性のゲームについても沢山のペーパーが書かれている。男の子を育てる過程で、時間の無駄だ、変な人になってしまうと困る、どうして、こんなもん好きなんだろうと思って、その種のリサーチペーパーを読んだ人は私だけではないだろう。しかし、
ウォールストリートは、お金儲けのために戦うのを是として資本主義の獣の心と闘争心を前提に成り立っている。「分け合う、平和、共存」という態度とは相容れない。是非はともかく公認された闘争の場だ。スポーツはその心を汲み取った上で戦える場を用意して闘争に参加させている。ギャンブルも勝ち負けがはっきりと出る。 「例え、スポーツに参加するほど体を鍛えていなくとも、身障者でも参加型のビデオゲームで勝つことはできる」 と息子は言う。彼は動画サイトで、片方の肘から下が無い若者がジョイスティックを見事に操ってゲームをしているのを見て感動したそうだ。 「私たちはある人のハンディキャップを知れば思いやりをかける。ある意味、下駄を履かす。しかし、ネット上ではそれを公表する必要がないので、ダメなものはダメ、工夫してチャレンジして、勝てればそのまま「自分の勝ち」が実感できるのだ」 と彼は説明する。 太っていて、早く走れずに、また、居心地が悪くてサッカーや野球に参加できなくとも、やり方さえ覚えれば誰もが闘争に加われるビデオゲームの価値はこの点にあるのだろう。 ▲
by tomokoh9T
| 2016-03-02 12:49
| 読む書く
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Austin Asian Film Festivalでイラン映画の"Atomic Heart"を観た。
ベルリン映画祭を始め、世界各地の映画祭を経て、オースティンにやってきた。いかにもシネマと呼ばれそうな、エンタメ・ムービーからは程遠い、一般劇場での放映は難しいと思われる映画だ。 髪の毛を赤く染めた、イランのパーティーギャル二人が夜のテヘランをドライブするだけの話だが、彼女たちの心を波立たせるような、落ち着かない、イライラがシュールな形で伝わってくる。 髪の毛を染めたと言うが、ヘッドスカーフを巻いていて、その下に赤い毛が覗いている。冒頭、エレベーターの扉を何度も何度も、しつこく開閉するところが、既に彼女(たち)の表現できない、イラつきを表しているように思える。一人はMS(多発性硬化症)だったかで、頻繁にトイレに行きたがり、助手席でグミーをくちゃくちゃ食べている。途中で、赤いフレームのサングラスをした男の子を乗せ、哲学的な話を始める。 伝わってくる情報が偏っているため、現在のイランの人々を一様に宗教に凝り固まった国民と捉えてしまいがちだが、そうではなさそうだ、ということがこの映画に寄って想像できる。 テヘランの夜景は他の大都市と変わらず、アパートは高級感がある。この人達の暮らし向き、知的活動は欧米の生活とさほど異なってはいないだろうと思える。その違いは何かと言えば染めた毛を大っぴら見せびらかす自由のないこと、テヘランのアメリカ大使館の人質事件をテーマにした、ベン・アフレック主演の映画「アルゴ」を見られないことなど。 途中、運転事故を起こすのだが、そこに現れた男が上手くお金を払って処理してくれたものの、執拗に現金を払えと、脅されるのだが、その予測不可能な行動に出る男が、本物なのか、意識だけのものなのか、不明なまま終わる。 「なんだ、これは?」と頭をひねりながら、連れの人と、あれやこれや、分からない事を話しながら家路につくような映画だ。 ▲
by tomokoh9T
| 2015-11-17 20:46
| ART
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Shirley Jackson のThe Lottery 。一時期流行った不条理の部類に入るんだろうか。読み終えた後に、「なんだ、これは、どうして」と人間の怖さを感じる短編だ。手持ちの短編集の中で、これは、たったの12ページだけの物語。
![]() どんなに陰惨な殺人事件を描写したストーリーであれ、悲劇であれ、その理由と結果がはっきりすれば、心が落ち着いて何とか最後のページを迎えられるものだ。日々、報道される様々な事件も真実かどうかは別として理由、原因が探し出され、結末が伝えられると安心して忘れて行く。 この物語はそのうちの一つも知らせてくれない。人間が持つ暗い部分を示唆するだけで終わる。 あらすじ アメリカの小さな村、住人は300人程度。草木も緑に満ちる6月27日の午前中、人々は村の中央に三々五々集まり始め、子供たちは石を集めている。毎年行われる「The Lottery くじ」のためだ。誰もが無料でこのくじに参加できる。と言うよりは、誰も基本的にくじを引かないことは許されない。 人々が集まると、村の中心人物というか有力者 (Mr. Summers) が「黒い箱」を運びだしてくる。この箱は何時頃から使われているのか、また、くじ、そのものが何の目的で行われているのかも、はっきりしないが、黒が薄れて目地が現われいるところを見ると、かなり古いものだとわかる。一人だけ、ハッチンソン家のテシーが遅れて着く。彼女は「すっかり、この日を忘れちゃってた」と笑いながら言う。 その中心人物は「早く終わらせてしまおう。そうすれば仕事に戻れる(日常に戻れる。ランチにも間に合う)」というような事を言う。手にしたのは、村の家族のリストだ。家族の苗字が読み上げられると、その家長か、家長がいなければ長男が黒い箱に進み出て、箱の中から一枚だけ紙を取り出すのだが、 「いいと言うまでは折りたたんだままで、紙を開いちゃだめだ」 と注意がある。全部の家族が引き終えると、紙を開くよう言われる。結果はハッチンソン家が引いた。紙に黒丸が書かれていたのだ。 奥さんのテシーは喜ぶ代わりに、 "It's not fair."「公平なやりかたじゃないわ、だって、ビルがじっくりと選ぶ時間をくれなかったじゃない」 と不平を言う。すると、 "Be a good sport."「(黒丸のくじをひいたことを)潔く認めなさいよ」 と友人には言われるし、夫であるビルには、 「黙れ」 とまで言われてしまう。 次のラウンドはハッチンソン家の5人が順番に一人ずつくじをひくのだ。小さい、息子にはくじを引くのを手伝ってくれる人がいるし、娘の友達は、 「彼女がひかなきゃいいんだけど」と囁く。 再び黒い箱には5枚の紙が入れられて、息子が引く時には、 「一枚だけだぞ」 とMr. Summersは冗談を言う。小さい彼には、その意味は分からなかったかもしれない。 テシーが黒丸のついた紙を引いていた。 村人は一斉に石を掴み、テシーの息子には手に持てるような小さな石が渡され、先ほどまで一緒に話をしていた女性は抱えられないような大きな石を手にしてテシーに向かって行く。 "It's unfair"と声を上げるテシーに村人が一斉に向かって行くところで終わる。 上げきれない程の、人間の不気味さを含んでいる。
雑誌のニューヨーカーに掲載されたのは、1948年だそうだが、購読をキャンセル人が続出したらしい。 「一体、どこの誰が、こういう儀式をしているのだ」 と、人々が知りたがったそうだが、作者は「作り物よ」を通したそうだ。 ▲
by tomokoh9T
| 2015-07-28 04:55
| 読む書く
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Comments(4)
![]() ![]() 普段はこういう恋愛映画、メロドラマ、ソープオペラ、人間関係どろどろ映画は一人か女友達としか観に行かないのだが、母の日だからと言うわけでデイヴが誘ってくれた。正直、びっくり。映画館に行って、もっとびっくりしたのは観客が3分の1くらいしか埋まっていなくて、しかも若者はゼロだったこと。デイヴが一番若かったかも。体を傾けながら椅子の背もたれに手を置いて、「どっこいしょ」と座りながら 「1967年のジュリー・クリスティーの出た Far from the Madding Crowd と比べてどんなだろう、彼女、綺麗だったよなあ」 「あら、トロイ役のテレンス・スタンプもセクシーだったわ。ところで、あなた、ちゃんと薬忘れずに飲んだ?」というような会話がありそうな白髪のカップルばかり。 新しいバスシェバはキャリー・マリガン、ジュリー・クリスティーほどの凄みはないが、現代的で可愛い。 頼りになるGood guy、ガブリエルはマティアス・スーナルツ。 だらしない、でも、女が惹かれてしまう騎兵隊の士官 フランク・トロイは今まで私が全く知らなかった俳優、トム・スターリッジが演じていた。 この中で、目についたのは、トム・スターリッジ。自分勝手で、無責任で、その場その場を享楽的に生きる役柄にぴったりだった。歌舞伎で言えば、しっかり者で大店を切り回すおかみさんに、小遣いをねだって遊びに行ってしまうような遊び人のダンナ。愛人がいて、それを平気で小遣いをもらいながら口に出して嫌がらせをする。 「あの、女将さん、な~んで、あんな奴に惚れちまったんだろう」と周囲の人が嘆き、同情するような人。 舞台は19世紀の英国が舞台。ジェーン・オースティンの「高慢と偏見」(1813年出版)の中では、遺産の相続権を持たない女ばっかり5人姉妹に何とかいい相手を見つけようと、実利的な母親が躍起になるところから始まるが、60年後に出版されたこの「遥か群集を離れて」では、明朗闊達で自分で人生を切り開きたいという、現代で言えばキャリア志向のバスシェバがヒロインだ。叔父さんが残した農場を相続して経営しながら、出現する男3人に対して、どのような気持ちで相対するのかがテーマだ。仕事と恋愛、結婚など、とても現代的な女性のテーマと言えるかもしれない。 一番最初に登場するのが、まだ、農場を相続する前に住んでいた農家の隣人、羊飼いのガブリエル。彼女に一目ぼれして結婚を申し込むのだが、断られてしまう。 「結婚する気なんて、全然ないわ。私は誰にも縛られずに自分の人生は自分で決めたいの」 と言うわけだ。羊もいるし(自分のビジネスを持っている)、彼女に良い暮らしをさせられると自負していたのだが、直後に、訓練が十分にされていない牧羊犬(社員)に羊を殺されてしまう。海岸の絶壁に追い詰められた羊が飛び降りて全滅してしまったのだ。(ダメな社員によってビジネスを失う)。 資金を失ったビジネスオーナーのガブリエルは、ジョブサーチをすべくある村にたどり着くのだが、そこの農場で起きた火事の消火を手伝ったら、何と、それはバスシェバが経営する農場だった(バスシェバの企業)。彼は、バスシェバに雇われて頼りになる働き手(社員)となった。彼女に対する愛情は消えていない。 そうこうするうちに、ちょっとした遊び心から金持ちの独身農場経営者に「結婚して~」とバレンタインを送ったら、相手はすっかりのぼせ上がって、しまった。彼女には全くその気はない。 「結婚すれば、働かなくていいし、素敵な暮らしができるよ」 と言われるのだが。 一方、遊び人の騎兵士官のフランク・トロイには不意をつかれた、というか「女の部分」が判断力を失わせて、結婚までしてしまう。そして、結婚してすぐにこれは失敗だと思う。農場の経営には全く関心はなく、遊びにお金を使ってしまう(無能な経営パートナーがずるずると損失を出してしまう)。。。そんなこんなだが、最期に収まるところに収まって、しゃんしゃん。 ジュリークリスティー版は休憩が入ったが、このスローな物語を延々とやったんだね。若い観客がいないのは、高校時代の英語の時間に、この手の本をさんざん読まされて、必要以上に細かく解読させられて、辟易した思い出が蘇るからではないか。オリジナルは続き物のエンタメだったのだと思うのだけれど。 ▲
by tomokoh9T
| 2015-05-13 13:21
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2013年の夏にGame of Thrones 1を観始めた。のんびりと、延々とAmericanオヤジのデイヴ、長男のタイと3人が揃った時に観る事に決めて、今に至る。ある週末には3時間くらい続けて。終わりのシーンに好きな登場人物の目が飛び出て、そして遅いから寝ようと言っても、気が立つばかりで寝付けない。
そして、この金曜日にシーズン4を終えた。 シーズン1を見始めた頃には、必ずしもタイと私たちの関係は良好だったとは言えない。大学を中退して、その後、バーテンターをしたり、自分の行方がはっきりしなくて、いらだっていた時期が続いて、私たちも彼の事がよく分からず、いらだっていた。それが、何とか、コンピューターサイエンスの学位取得を目指そうと動き始めて、私たちを避けないようになった。そして、このシリーズを一緒にワインを飲みながら観るようになったのだ。 今の世の中、個人の部屋(穴倉)で、PCやテレビで一人好きなモノを好きな時間に観るという人が多いのではないだろうか。どうせ、子供を誘っても断られるのが関の山と諦めている人も多いかもしれない。私たちも、このシリーズを観はじめるまで、タイとは離れた関係だった。たまたま、彼が好むジャンルだった事もあるけれど、ストーリーの分からない私に説明をしたり、いろいろ話し合ううちに、日常の事でも「話して大丈夫」な関係になった。 最近は夕ご飯を食べながらコンピュータープログラミングのあれこれを男二人で話している。私は「いいよ、続けて」と言っている。 ▲
by tomokoh9T
| 2015-04-26 13:52
| ART
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Southwest Theaters Lake Creek 7
で、土曜日の午後2時に映画を2ドルで観ました。この場所には何年か前までAlamo Drafthouseがビールやワインを出して映画を見せていた、大人主体の映画館だったのですが、なんと、今回は幼稚園の映画鑑賞会みたいでした。 もっとも、それはディズニー映画の"Big Hero 6"を観たからで、大人用の映画もやっていました。値段は 夕方6時以前は2ドル、6時以降は3ドル。税金込。 おそらく、人々はニコニコ現金払いをするのではないでしょうか。 オースティンの不動産が値上がりしている昨今、これは驚きでした。シートもゆったりしていて、車の運転席、国内線の飛行機のファーストクラス位の座り心地と広さがあります。上映前に全く同じコマーシャルを繰り返して流すというのは、やだなーと思いましたが、値段を思えばどうぞ。 チケットを安くして、人を呼寄せて、材料費がゼロに近いポップコーンやソフトドリンクを売って、さらに広告費用で儲けを出しているのだろう、と想像した次第。いずれにしても、お子さんがいらっしゃる方にはお薦めです。だいたい、3、4ケ月遅れのスケジュールではないでしょうか。 新しくリリースされて話題になっていたけれども見逃してしまった、という場合もここで上映しているかもしれません。 ところで、その映画Big Hero 6はサンフランシスコと東京が合体した都市が舞台で、日本人の天才少年「ひろ」、お兄ちゃんの「だだし」、猫の「もち」、それに友達が出てきて、楽しい。ストーリーが良くできていて、大人と子供が両方違ったレベルで楽しめるようになっています。 ▲
by tomokoh9T
| 2015-03-23 08:48
| Texas/Austin
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![]() 監督は若手のクリストファー・モリスです。アカデミー賞を受賞した"Birdman"じゃなくて、なんでカラスがポスターに描かれて、しかもライオンという題の映画を今頃。
このところ、メディアでイスラム国が取り上げられない日はない。現在、イギリス人の女の子3人がイスラム国に行くために、トルコ経由で向かっているらしい。トルコ国内にいるうちに何とか探し出して連れ帰りたいと家族、イギリス政府、トルコ当局が動いていると報道されている。 彼女たち15〜6才の女の子たちだけではなく、ヨーロッパからも、アメリカからも、若者たちがイスラム国に毎日向かっているみたいだが、当事者意外は「何で??」と、彼等に行く理由を聞き出したいことだろう。その取っ掛かりりがこの映画だ。オースティンのAlamo Drafthouseが、この映画の配給元になったため、当然ビールを飲みながら、大笑いしながら、この映画を観たのだが、4年後の今、再び観たら笑えるかどうか。 映画が作られた当時でも、既にイスラム系の若者(イギリス人)たちや現状に満足できないイギリス人(白人)がラジカルな宗教観に魅せられて身の拠り所を求めている状況があったのかもしれない。何のイベントもない、つまらない毎日。食べる事には困らないし、学校には行けるし、スマホも持っている。理由のはっきりしない体罰に怯える必要もない。働き口も一応ある。でも何の為に生きているのか分からないし、誰も自分の存在を認めてくれて、ありがたがってもくれない。 そんなら一挙に(はっきりとした理由なんか分からないし言えない)違う環境で冒険してみようっと。 「来なさいよ、面倒見てあげるわよ。私たちの理想の国で一緒に生きる為に」と言ってくれる人(ソーシャルメディア上の)もいるし。 世界のどこに生きるにしても、この年代は本当に難しい。一昨日のアカデミー賞の受賞者もこの点に触れたスピーチをしている。 ところで、賞は逃したものの、男優賞にノミネートされたベネディクト・カンバーバッチが警官役で顔を出しています。 ▲
by tomokoh9T
| 2015-02-24 10:53
| ART
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